日本ソムリエ協会が実施するワイン検定のうち、ワインビギナー向け入門資格としてブロンズクラスの検定が開始されたのは、2012年でした。
それまでワイン検定は玄人やプロ向きで一般の方々には敷居が高いイメージがありましたが、ブロンズクラスの誕生により、気軽にワインライフを楽しんでみたい方や、これから興味を高めていきたいという方でも資格取得に挑戦できるようになりました。
新たにブロンズクラスが誕生!注目のワイン検定について
日本ソムリエ協会では、ワインに関わる知識、職業としてワインを扱うプロに向けた本格的な資格を各種展開しています。
代表的なのは、ワインサービス従事者に向けたソムリエ、ワイン愛好家を対象にしたワインエキスパート、酒類の販売や輸入従事者が活用できるワインアドバイザーなどです。
ワイン検定も日本ソムリエ協会が実施するうちの一種で、ブロンズクラス、シルバークラスに分かれています。
ブロンズは上記の通りワイン入門編として趣味やご家庭範囲で楽しみたい方向けです。
シルバーはブロンズクラス認定者を対象にしており、レストレンでソムリエと相談できたり、ワインショップで好みのワインを選択できるなど、よりワインの世界に深く踏み込みたい方向けに難易度が高まっています。
ワインについてこれから学びたいという方は、まず、ブロンズクラスに挑戦し、そこからステップアップしていくことで、ワインの世界に深く入り込んでいくこともできます。
検定は毎年複数回実施され、随時申し込みを受け付けています。
受検料はテキスト代と認定料含み1万1000円です。
受検料支払後にテキストが送られてくるので、それに沿って自宅で勉強するだけで良いので、ご自分の時間に合わせて学んでいくことができます。
移動が必要なのは当日だけで、講習会と検定試験が行われます。
試験内容は筆記テストのみで、ワインテイスティングといった実技試験はありません。
合格すれば、後日認定カードとバッジが届きます。
ブロンズクラスは初心者向きに設定されており、ワイン検定の敷居を低くしてくれる存在ではありますが、それでも学ぶべき内容は専門的で多く、本当に全くワインの知識のない方からすると、やや難しいかもしれない資格です。検定テキストだけでは勉強が難しいという方は、ワインに関わるテキストを別途用意したり、ワイン検定を対象とした講座などを利用してワイン知識に触れる機会を増やしてみるのも良いでしょう。
すでにワインを口にしたり知識に触れる機会に恵まれているという方であれば、比較的チャレンジも容易かもしれません。
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